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人生に無駄なことなし

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朝日インタラクティブ社の前社長、高野健一によるオープン社内報。就任期間中、業務の試行錯誤を綴っていました。
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#経営

改めてのお願い

明けましておめでとうございます。 新年早々ですが、弊社では、この年末年始の新型コロナウイルス感染者数増加と、政府による緊急事態宣言再発出の検討を受け、改めて、以下の対応を社内に周知しております。 ・リモートワークを「原則」とし、業務上の必要がある場合は、上長の了承の上で出社を可とする。 ・打ち合わせ等は、オンラインで実施することを原則とする。 ・業務上であっても取引先との飲食を伴う会合は行わず、私的な会合も行わないよう心掛ける。 ご不便をおかけいたしますが、ご理解と

来年はさらにもう一歩先へ

弊社は、本日(12/25)で仕事納めとなります。皆さまに支えられ、無事に新しい年を迎えられそうです。ありがとうございます! 今年は何といっても新型コロナウイルス。厚労省が「中国武漢で原因不明の肺炎」と注意喚起したのが、1月6日。同14日には、WHOが新型コロナウイルスを確認。3月24日には東京五輪・パラリンピックの延期が決まりました。4月7日には、東京をはじめ7都府県に緊急事態宣言がなされました。志村けんさんや岡江久美子さんが亡くなったのもショックでした。 弊社では、各部

執行役員制度を導入しました

本日付けで、執行役員制度を導入し、山中裕子と別井貴志の2名が執行役員に昇格しました。あわせて人事異動を行い、新体制となりました。弊社は3月決算。事業年度としてのスタートは4月ですが、あえてこのタイミングで大きな人事異動を行いました。 今年度最後の四半期を追い込むとともに、新年度に向けた事業計画、予算作成を詰めていきます。部門の責任者にとっては、前任者から引き継いだ予算よりも自ら作った予算のほうが、高いモチベーションで新年度に臨めるでしょう。新年度にスタートダッシュを決めるた

休め休めと言うけれど・・・

労働基準法で、年10日以上有給休暇の権利がある従業員について、最低でも5日以上の有給休暇を与えることが義務付けられています。 ちなみに、会社が独自に定めた有給の特別休暇(慶弔休暇、誕生日休暇など)は、この5日にカウントされません。特別休暇の多い「ホワイトな企業」ほど前段のルールを守ることが難しい、という側面もあります。 法令順守は絶対ですので、弊社では、経営会議などで最低でも月2回、各社員の残業時間とともに、有給休暇の消化状況をチェックしています。 未消化の社員とは個別

テレビ朝日・寺崎アナウンサーによる話し方研修を実施しました

イベント登壇の機会が多い編集長や、営業部員など、人前で話す機会の多い社員を中心に希望を募り、希望者全員に「話し方」研修をオンラインで行いました。 講師は、テレビ朝日のベテラン、寺崎貴司アナ。テレビでよく見る人が講師というのは、ミーハーですが盛り上がります。 事前に、過去に編集長たちが登壇したウェビナーの動画をお渡ししていたのですが、当日用意されていたのが、下記の画面。編集長のセリフが文字起こしされ、改善すべき点が指摘されていました。ごく一部のみ、ご紹介します。 話すスピ

業務効率を上げるため、社員のパソコンをスペックアップしました!

大企業では、社員に貸与するパソコンのスペックが統一されていることも多いようですが、弊社では、可能な限り個人の希望を聞いてカスタマイズしています。 プロセッサーはAMD Ryzenで、メモリーは・・・とこだわったThinkPad大好き社員のパソコンがまだ納品されませんが、全37台を購入しました。ずらっと並べると壮観です。 一人一人の希望を聞いて、複数の販売会社から見積りをとり、最適な条件で購入手続きを進めてくれた担当者に感謝です。さらに、この台数を短時間でセットアップしてく

オンライン飲み会専用フードボックスを社員宅に配送し、お疲れ様会を開催しました!

この上半期は、いろいろありました(いや、ありすぎた・・・)。お客さま、関係の皆さまに恵まれ、無事に乗り越えることができました。そして、このような状況においても、社員それぞれがやるべきことに向き合ってくれたことに感謝しかありません。で、お疲れ様会を企画しました。 前回のオンライン飲み会では、食べ物、飲み物を各自で用意してもらい、領収書を添付して申請してもらうことで、会社が費用負担をしました。やってみるとわかるのですが、これがなかなか面倒でした。精算する社員も経理担当者も。

ワーケーション

菅義偉首相が推進しているから、というわけではなく「ワーケーション」の導入を考えています。 ワーケーションの定義は、微妙にゆらぎがあるようですが、個人的には「たまに仕事もする休暇」ではなく「クリエイティブな刺激を受けながらする業務」ととらえています。 ですので、ワーケーションに福利厚生や有休消化促進は期待しません。 良質なインプットなしに、アウトプットは期待できません。ワーケーションによって、普段の業務や生活にはない「刺激」や「出会い」「気づき」を得て、業務と人生にプラス

「To Stopリスト」コンテスト

弊社では新規事業のアイデアコンテストを行う一方、「To Stopリスト」コンテストと題し「惰性でやっているかも、という仕事」「前から気になっていること」を改めてリストアップしてみませんか?と、社内に呼びかけてみました。 業務の見直しは「通常業務」として行われるべきもので、すでに取り組んでいるものもあります。ではなぜ、あえて「コンテスト」という形式で行ったのか? 新型コロナウイルス (COVID-19) によって原則リモートワークになり、新しい働き方が求められている、という

マネジメント研修を行いました

丸一日かけて、編集長と管理職を対象にマネジメント研修を行いました。幹部社員のマネジメント力向上は、会社のミッション、ビジョンの達成に欠かせません。費用はかかりますし、社員の貴重な時間も使います。事前準備は入念に行いました。研修の内容から、ぜひともリアルで行いたいと考え、社外に可能な限り広い会議室を借り、感染防止に留意しつつ、実施しました。 研修の一カ月ほど前、参加者には、日ごろのマネジメントについて自己評価をしてもらいました。同時に、参加者の上司、同僚、部下にも協力してもら

笛吹けども踊らず

管理職になると「チームも個人も成長していこう!」という、前向きな雰囲気を醸成したくなります。それはもちろん、そうすることでチーム(組織)が活性化し、収益力も上がると考えるからです。 例えば、全体会のような大人数の会議でも「一方的な報告」ではなく、質問や発言が欲しいし「前向きな議論の場」にしたい、と考えます。 最近であれば、オンライン会議のチャットコーナーで、管理職メンバーが「合いの手」や「気の利いた質問」を投稿し、必死に盛り上げようとしている姿を見ませんか? でも、たい

在宅勤務中心で通勤定期代どうしてる?

友人から「通勤定期代どうしてる?」と聞かれることが多くなりました。 弊社では、在宅勤務中心になっていますので、通勤定期代の支給を停止し、出社したときの実費を支払っています。 でも、これが簡単じゃないんです。社員一人一人に精算の手間を強いることになるし、税金とか会計処理上、管理部門にも負担がかかる。 例えば「通勤手当」は非課税となるけれど、下記のようなルールがあります。経理担当者なら常識ですが、普通は最後まで読むのも苦痛でしょう。 そして、非課税だけど、社会保険料の計算

用件は先に言ってほしい

入社したころの大先輩から「話があるから会いたい」と、久しぶりにメールが来た。「伺います!」と返すと「いや、そちらに伺おう」と。 当時、「怖い」イメージのあった大先輩には、福岡から東京に転勤した際、個別に送別会をしていただいた。引継ぎなどで、出張先の佐賀県唐津市の夜しか空いていなかったところ、唐津まで来ていただき「東京行ってもがんばれよ!」と透明なイカをご馳走してくれた。 そんな大先輩が、どんな用件なんだろう。 そして当日、少し緊張して会議室にお迎えすると「急に社長なんて

研修に対して思うこと

興味のある研修には自ら参加してきた。ロジカルシンキングとかファシリテーションとか、自身に欠けているものを埋めようとして。 自分の苦手分野を克服して成長しようなんて若かった。そこに時間を費やすなら、得意分野で勝負したほうが効率がいい。勉強(インプット)は続けているけれど、対象分野を絞るようになってきた。何だか、つまらないオジサンになっているような気もするけれど、偽らざる姿。 でも、若いころは「自分の得意分野が何なのか」さえ、わからなかった。 高校に入学したとき、自分と同じ